2008年7月20日日曜日

可能な限り公開して心の平穏を得られるか?

これまで私はインターネットに自分の活動の痕跡を残す事を極力嫌ってきました。特にGoogle登場後。

ブログ書いている人や、ライフログ、アンビエント・ファインダビリティとか言っている人たちは正気か?よくGmail使えるよな?とか。
それよりリチャード・ストールマンの発言「もちろん、携帯電話は持っていない」あたりの考えに賛同するものでした。

とは言ってもアプリケーション開発を本業とし、プロダクトの配信メディアとしてインターネットを使っている以上、自分の活動を完全に見えなくするのは難しく、どうしてもちょっとずつ漏れていくものです。

また、職業病とも言える確認恐怖症の悪化がこのところすさまじく、(出かけにガスコンロが閉まってるか写真撮るのはデフォルト。)最近は家にパソコンを置いておく事も不安でたまらないという状況。プロジェクトの進行そのものよりデータのバックアップがちゃんと取れてるか心配したり、管理している十数台のサーバのログを毎日確認するのに朝の貴重な数十分を費やしたり、いつも持ち歩いているMacBook Proには、自分から離れるとアラームが鳴るガジェットを取り付ける始末。

精神的にはわりと追い詰められてて、インターネットはちっともオレを幸せにしてくれてない、と思う事がよくあります。

隠れたくてもなかなか隠れられないのであれば、いっその事できるだけ自分の活動をネットに公開して、隠れなきゃと心配をする部分はほとんど無い、という状況に身を持って行くという考え方もあります。
確認恐怖症が酷かった学生の頃、カウンセラーの先生から、「鍵かけたか心配なら、一度ワザとかけ忘れてみなさい。で、その忘れた事実を自分で確認しなさい。」と言われた事があります。これはなかなか効果的でした。それと似てます。

そんなワケで、自分のメンタルな問題を解決するためにやってる面もありますが、どうせやるならみんなの役に立つ記事を残せれば、とも思っています。

0 件のコメント: