2008年8月12日火曜日

iPhoneアプリの市場規模について

App Storeでのアプリケーションの売上に関して、以下の様な記事が出ていました。

App StoreのiPhoneアプリは1か月で6000万ダウンロード・売上3000万ドル - Engadget Japanese

年間売上が上で書かれている様に3億6千万ドルに到達したとすると、$1=¥110で換算で396億円の市場規模という事になります。

で、以下の記事:

2007年度の国内ゲーム市場規模は6679億円——メディアクリエイト調べ - ITmedia +D Games

を見ると、2007年度〜2008年第1四半期の間のニンテンドーDSのソフト販売金額が1454億円、Wiiのそれが787億円。

iPhoneアプリ市場は、ぱっと見現在の水準でもWiiの半分程度、10億ドル市場の強気な予測が実現すると、Wii以上ニンテンドーDS未満という事になります。

これはすごい。新しいゲーム機市場としても無視出来ないものだと思います。

iPhone側がゲーム機市場と違うのは、当然、ゲーム以外のジャンルのソフトや、無料ソフトもあるという点。無料と言っても中には有料Webサービスのモバイルツールとしての位置付けのソフトもあるので、市場規模はさらにちょっと上乗せされるでしょう。

短期間でこの規模の新しいソフト市場が出現した事に驚きの念を禁じ得ません。また、これまで日照り続きだったMacプラットフォームのネイティブプログラマ達にこんな形で活躍の場を与えたAppleの戦略も大したものです。率直な所Mac向けアプリのApp Storeもやって欲しかったのですけどね。まあ、これも今後出ないとは言い切れません。

また、最初からワールドワイドなソフト配信が可能なので、グローバルにウケるソフトを開発して配信すべしという意見もある一方、私は、日本固有の、日本でしか生まれ難い様なソフトを作って世界に問うという方に意義を感じています。

日本でiPhone 3GとiPod Touchがどの程度出回っているかは良く知りませんが、ちなみに私が携わっている会社の一つは、iPhone 3G所持率31.25%。皆さんのまわりは如何でしょうか?

2008年8月9日土曜日

X68K QUEST

昨日はクソ暑い中、ここ1年ほど一緒に仕事しているZooomrクリスと、来日中の彼の友人Wendell,会社の仲間とですごく久しぶりに秋葉原に行った!

目的は、WendellがX68K(=X68000, SHARPの古いパーソナルコンピュータ。)が欲しいから探すのをつきあってくれというもの。X68Kなんか絶対無いよ、超難題。

結論から言うと見つからなかったのですが、ジャンク屋やパーツショップ、中古ゲームショップ等をまわる「古いアキバ」ツアーはとても楽しかった。メイドさんとかが立ってない裏通りですね。一緒に歩いたdancerさんがSIGMA DP1で撮った写真がここにあります。

もっとも有望視していた大漁エレクトロというジャンク屋さんに聞いたら、「X68000?もう何年も入ってないね。」という事でした。そりゃそうだろう。でもそこのお店、NeXT Station Color Turboは¥14,800で売ってましたけどね。

新しくなった駅前や中央通りばかり見てるとアキバも随分変わっちゃったなあと思うんですが、銀座線末広町駅からJR秋葉原駅に向かう、1本裏に入った通りはまだまだいける。パーツ屋やアマチュア無線のお店に入るとほんと癒されます。なんだかよく分かりませんが頑張ろうという気になりました。

Wendellは目的が達成出来なかったのでちょっと可哀想だったけど、ヤフオク等にもちらほら出ているので、ほんとに強く望むなら落として送ってあげるよという話をして解散。今度は同じコースを子供と歩いてみよう。

2008年8月5日火曜日

プログラミング時間を記録する事にした

最近、プログラミング以外の仕事に時間を取られる事が多くて非常にフラストレーションたまってます。

自分から半ば強引に時間を切り取っていかないと、どんどん他の(プログラミング以外の)仕事が嵌め込まれていくのが悩ましい。

「プログラミングしないオレ」には何の価値も無いのは自分が一番知っているし、私が何かを作る事によって皆との関係も成り立つのだから、私はプログラミングに一番時間を割くべきなのです。しかし、なかなか出来ずにいる。

そこで、一日のうちで思う存分プログラミングしている時間をいちいち計り、それをブログで公開してみる事にしました。使ってるサービスははてなグラフです。
このページの右下あたりに[作業時間]として今後表示されていくでしょう。今日から始めたのでまだ真っ白ですけどね。

もっとも、めでたくプログラミングに忙殺される様になったらこんなものを付けてるヒマもなくなっちゃいそうですが、それまで自分とまわりの関係を客観的に眺めるものとして記録してみようと思います。