App Storeでのアプリケーションの売上に関して、以下の様な記事が出ていました。
App StoreのiPhoneアプリは1か月で6000万ダウンロード・売上3000万ドル - Engadget Japanese
年間売上が上で書かれている様に3億6千万ドルに到達したとすると、$1=¥110で換算で396億円の市場規模という事になります。
で、以下の記事:
2007年度の国内ゲーム市場規模は6679億円——メディアクリエイト調べ - ITmedia +D Games
を見ると、2007年度〜2008年第1四半期の間のニンテンドーDSのソフト販売金額が1454億円、Wiiのそれが787億円。
iPhoneアプリ市場は、ぱっと見現在の水準でもWiiの半分程度、10億ドル市場の強気な予測が実現すると、Wii以上ニンテンドーDS未満という事になります。
これはすごい。新しいゲーム機市場としても無視出来ないものだと思います。
iPhone側がゲーム機市場と違うのは、当然、ゲーム以外のジャンルのソフトや、無料ソフトもあるという点。無料と言っても中には有料Webサービスのモバイルツールとしての位置付けのソフトもあるので、市場規模はさらにちょっと上乗せされるでしょう。
短期間でこの規模の新しいソフト市場が出現した事に驚きの念を禁じ得ません。また、これまで日照り続きだったMacプラットフォームのネイティブプログラマ達にこんな形で活躍の場を与えたAppleの戦略も大したものです。率直な所Mac向けアプリのApp Storeもやって欲しかったのですけどね。まあ、これも今後出ないとは言い切れません。
また、最初からワールドワイドなソフト配信が可能なので、グローバルにウケるソフトを開発して配信すべしという意見もある一方、私は、日本固有の、日本でしか生まれ難い様なソフトを作って世界に問うという方に意義を感じています。
日本でiPhone 3GとiPod Touchがどの程度出回っているかは良く知りませんが、ちなみに私が携わっている会社の一つは、iPhone 3G所持率31.25%。皆さんのまわりは如何でしょうか?
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