XcodeのSCM対応は、バージョンを経る毎にどんどん良くなって来ていますが、未だに何が実行されるのかよくわからないメニュー項目があります。
左が日本語メニュー、右が英語メニューです。
[プロジェクト全体をコミット]は疑念の余地はありませんが、[更新]と[アップデート]の違いが一目見ただけではよくわかりません。IDEに付属のSCM機能は、よく理解しないで闇雲に操作した結果、リポジトリがエラい事になったりしがちなので、これまで使うのをためらって来ました。
それでも折角の機能なのでちゃんと使ってみよう、という事でドキュメントを読んでみたところ、[更新]と[アップデート]の違いは以下の様になっていました。
[更新] --- ローカルコピーのSCM状態を確認する。% svn status に相当。
[アップデート] --- ローカルコピーをリポジトリの最新状態にアップデートする。% svn update に相当。
一人で単一の環境で開発をしている場合は、[アップデート]は殆ど使わないでしょう。
一方、チーム開発の場合はまず[アップデート]を行ってローカルコピーを最新の状態にし、作業を開始する。その後時々[更新]を行ってリポジトリとローカルコピーの状態の違いを意識しながら適宜SCMの操作を行う、というスタイルになります。
なので、自分が訳すなら、
[プロジェクト全体を更新]→[プロジェクト全体の状態を確認]
[プロジェクト全体をアップデート]→変更無し
が、適当かなと思います。
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